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福島の旅

福島の旅のつづき・・

郡山ではいろんな症状のおかげで
兄は横になって寝ることが出来ず、私がうとうとしてしまう以外は
ほとんど話をしていたけど、
そんな中、「こんなに世話になるとは思わなかったなあ」

もちろん私もそう思う

身内の中でも一番心配することのない人だから
今回おにいちゃんの事で動いているのは初めて。
世話というほどの事はしていないけど

「昔はいがみ合っていた事もあるのになあ・・・」

「いがみ合ってたって何ー?」
・・・全然覚えてなかった・・

10代、母とケンカしたことは覚えているけど、
ほとんど接点のない兄と話すこともほとんどなかったように
思うけど、
特に電話の奪い合いはひどかったらしい・・
兄が電話をしていても

「早く切れよー!」
他にもこんな事、あんな事言ってたらしいけど・・・

ほんとならひどい・・

「あの時のお前はスケバンだったな」

えー!?笑!

今も昔も私は変わっていないと思っているから・・
「ありえないね」

帰って来てからも中学の友達に
ありえないよね。ってその時の話を笑いながら言ってたら
「さっこ、言ってた言ってた!
お兄ちゃんにもひどい事も言ってたよ~」

びっくり・・
まったく覚えてないし・・

もっとお兄ちゃんならカッコ良ければいいのに・・って
思ってはいたのかも・・

ただいつでもまったくブレない人だったなあ・・

他にも中学校時代の話、友人の話
聞いたことないおもしろい話を小さなかすかな声で
たくさん話をした。

布団に横になって寝られないから長く苦しい夜も
そんな話で少しは早く感じてくれただろうか・・

そんな夜が明け、朝になってから早めに
郡山の病院に向かう車の中、

たんが絡み始めてえらく苦しそうな咳が出始めて
大丈夫!?ちょっと変な咳が続いたあと
ちょうど信号待ちで止まった時に
後ろのドアが開き、外に何かを吐き出し
ドアをしめた。

すごくスムーズに何事も
なかったように・・
そしてすぐ後に変なたんが絡んでいたものも
ポンとでた!

「びっくりした~ 出たから楽になったよ」小声で兄・・

「おにいちゃん、今出たのが悪玉だ!
 千と千尋のハクが吐き出したのと一緒!
 それあと何個か吐き出せば治るんじゃないの!」
笑うのもちょっときつそうだったけど
「そうかもね♪」って・・

吐きだしたものを調べれば原因が分かるんじゃないかと
本気で思った・・

郡山の病院はとても親切で丁寧だったけど
前日に撮ったPETの検査結果を見ながら先生は
難しそうな顔をして
福島で入院するにはあまりに遠く・・・
自宅から近いところにいないとと・・・

ここにいろんな期待を持って来ていただけに
その状況はどう表現したらよいか・・・

兄は「分かりました。先生すみません、ありがとうございます」と・・
診察室を後にしたけど

「気持ち切り替えなきゃ」と・・・

あの状態でそんな言葉聞いて
いてもたってもいられなかった・・

郡山では呼吸器科の専門の先生にたまった胸水を抜いてもらう
処置だけしてもらうことになった・・

入院するつもりで向かっていた為に
気持ちの切り替えは相当なもの・・

処置をしてもらっている最中に
すぐさまいろんな事に詳しい友人に
連絡をとって、焦る気持ちの中、電話,メールでやりとり・・

友人は病院から呼吸器科の名医・・いろいろ短時間の間に調べてくれた・・
すると次に向かう道が開けてきた・・

これは自分たちだけでは
なかなか動けない中、ほんとに情報は有難く感謝するばかり・・
友達のお陰で最悪の状況から救い出される・・

たまったお水を呼吸器科の先生が上手くスムーズに抜いてくれたから
すごく呼吸も楽になったらしく、
すぐお兄ちゃんにもまた違う道があることを伝え、
郡山を出た帰りの車中では2日ぶりに睡眠に入れていた。

寝ていないのは健康な体でもしんどいから
寝られてほんと良かったと・・
この寝ている間に早く家に帰らせてあげようと
ちょっと早くスムーズに運転

警察に捕まるようだったら
私は捕まるのはいいんだけど、「救急患者を乗せてるので
救急車で運んでください!」と言おうと・・

あくまでも安全運転でスムーズに高速を降りたら
目が覚めた兄は、みかちゃんに電話・・
「今高速降りたからあと1時間で着くかな」
早い!と言われたらしいのか

「キンコンキンコン鳴りっぱなしで
180キロで走るから早く着いたよ。
覆面もまいちゃうぐらいだからね」・・・
小声でみかちゃんに話していた。

今時の車はキンコンキンコン鳴りませんし、
180キロなんか出してません(*_*;

ただこの状況でこんな事言えるお兄ちゃんがすごいと思った・・

遠くまで命がけの旅となったけど
「何かここまで遠回りしなくてはいけない意味があったんでしょう」と二人で話した・・

ただ大変ではなく想像もしてなかった
楽しい珍道中となった郡山

数日後、お兄ちゃんも「郡山は楽しかったよ、ありがとう」と・・・

病院ばっかりだったから久しぶりのドライブだったね。

この後もいろいろな出来事、人との繋がりに感謝することに・・

病は気から。 

病気と闘う必要はまったくなく、リラックスしよう、おにいちゃん!
みかちゃん、ゆうくん、たっくんがんばろう!

店を空けることも多々ある中、
スタッフのみんなにも感謝です。
ありがとう。
by rambsear | 2015-06-19 15:55 | 日々の事いろいろ